家庭用エアコン「白くまくん」の新型機は室外機を自動洗浄する
「プレミアムXシリーズ」全11機種を10月末に発売
日立ジョンソンコントロールズ空調(東京都港区、フランツ・サーウィンカ最高経営責任者〈CEO〉、03・6721・5567)は3日、ルームエアコン「白くまくん」シリーズから、独自の凍結洗浄技術を用いて室外熱交換器を自動で掃除する「プレミアムXシリーズ=写真」全11機種を10月末に発売すると発表した。室外機の自動洗浄機能は国内の家庭用製品で初めて。想定価格は25万―40万円前後(消費税抜き)。月産台数は計3万台を計画する。
室外機内部を凍らせることで発生した霜を一気に解かし、付着した小さなホコリを洗い流す。大きなホコリは運転停止後にファンを逆回転させることで剥がす。汚れによる風量低下を防ぎ、無駄な消費電力も抑制する。掃除していない状態と比べて、7年相当運転した場合の期間消費電力を約7%削減できる。
室内機のカビの繁殖を抑える「カビバスター」機能も新たに搭載。内部の温湿度や室内機の設置状況から、カビが成長しやすい環境を検知する。運転停止中にファンを逆回転してプラズマイオンを室内機内部に充満させたり、内部を高温低湿に保ったりすることでカビを抑制する。
室外機内部を凍らせることで発生した霜を一気に解かし、付着した小さなホコリを洗い流す。大きなホコリは運転停止後にファンを逆回転させることで剥がす。汚れによる風量低下を防ぎ、無駄な消費電力も抑制する。掃除していない状態と比べて、7年相当運転した場合の期間消費電力を約7%削減できる。
室内機のカビの繁殖を抑える「カビバスター」機能も新たに搭載。内部の温湿度や室内機の設置状況から、カビが成長しやすい環境を検知する。運転停止中にファンを逆回転してプラズマイオンを室内機内部に充満させたり、内部を高温低湿に保ったりすることでカビを抑制する。
日刊工業新聞2019年9月4日