北海道の中小8社が開発した一人乗りEVが公用車に
保健師やケアマネージャーによる自宅訪問などに利用
北海道訓子府(くんねっぷ)町は、道内の中小企業グループが開発した1人乗り小型電気自動車(EV)「ネイクル」を公用車として利用を始めた。保健師やケアマネージャーによる自宅訪問やイベント、近所への用事などで活用している。小回りが利いて手軽に乗れる車として役立っているようだ。
ネイクルは同町の企業、ヒサジマの会長だった久島哲さんの遺志により、夫人の昌恵さんが6月、同町に寄贈した。当初は哲さんが利用する予定で購入したが、体調を崩したため同町に寄贈する意向を示していた。同町は7月からネイクルを利用し、7月末までに13件、132キロメートル走行した。福祉保健課の谷方幸子課長は「走りやすくて環境にいい車。小回りが利く」と話す。
ネイクルは、道内の中小企業8社と中小企業基盤整備機構北海道本部が協力して開発した寒冷地仕様の小型EV。トヨタ車体の「コムス」を改造し、ギア比を変更して積雪路面での走破性を高めた。
ネイクルは同町の企業、ヒサジマの会長だった久島哲さんの遺志により、夫人の昌恵さんが6月、同町に寄贈した。当初は哲さんが利用する予定で購入したが、体調を崩したため同町に寄贈する意向を示していた。同町は7月からネイクルを利用し、7月末までに13件、132キロメートル走行した。福祉保健課の谷方幸子課長は「走りやすくて環境にいい車。小回りが利く」と話す。
ネイクルは、道内の中小企業8社と中小企業基盤整備機構北海道本部が協力して開発した寒冷地仕様の小型EV。トヨタ車体の「コムス」を改造し、ギア比を変更して積雪路面での走破性を高めた。
日刊工業新聞2019年8月5日