アディダスが“繰り返し生まれ変わる”シューズ開発へ
使用済み製品を回収、糸・バイオ燃料に再生
アディダスジャパン(東京都港区)は、使用済みのウエアやシューズなどを回収し、リサイクルする取り組みを始めた。廃棄プラスチックを新品と同品質に再生する技術を持つ日本環境設計(東京都千代田区)などと連携し、ポリエステル繊維は新しい糸に、セルロース繊維はバイオ燃料に再生する。2020年には回収した製品を原料にアパレル製品を生産、販売する。
海洋プラスチック問題対策として、新たなリサイクルを始めることにした。国内の直営14店舗に専用箱を置き、買い物客から製品を回収する。
アディダス以外のブランドも受け付ける。ポリエステルとセルロース以外の繊維は断熱材などに利用し、埋め立て処分する廃棄物をゼロにする。
アディダスのイベントに参加したラグビーの五郎丸歩選手は「社会的な責任を果たすとだけ言われても感動しない。企業が思いを持っていると我々も共感し、取り組める」とし、回収に協力する考えを示した。
アディダスは素材を循環利用できるシューズの開発を進めており、21年の発売を目指す。24年にはすべてのポリエステルを再生材にする計画もある。
海洋プラスチック問題対策として、新たなリサイクルを始めることにした。国内の直営14店舗に専用箱を置き、買い物客から製品を回収する。
アディダス以外のブランドも受け付ける。ポリエステルとセルロース以外の繊維は断熱材などに利用し、埋め立て処分する廃棄物をゼロにする。
アディダスのイベントに参加したラグビーの五郎丸歩選手は「社会的な責任を果たすとだけ言われても感動しない。企業が思いを持っていると我々も共感し、取り組める」とし、回収に協力する考えを示した。
アディダスは素材を循環利用できるシューズの開発を進めており、21年の発売を目指す。24年にはすべてのポリエステルを再生材にする計画もある。
日刊工業新聞2019年6月14日