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新発売の「ハイラックス」、改良のポイントは?

歩行者検知機能を向上
 トヨタ自動車は一部改良し、安全装備を充実した小型ピックアップトラック「ハイラックス=写真」を24日に発売する。車両や歩行者を検知する機能を高め、夜間の歩行者と昼間の自転車にも対応できるようにした。

 価格は332万1000―396万1440円(消費税込み)。全国のトヨタ店やトヨタモビリティ東京(東京都港区)などで販売する。

 車線をはみ出した際に警報で知らせるシステム「レーンディパーチャーアラート」には、警報だけでなく逸脱を抑制する機能も搭載した。適切な車間距離を保ちながら追従走行できる「レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付き)」や、道路標識をディスプレーに表示して見逃し防止を支援する「ロードサインアシスト」なども採用した。

 ハイラックスは1968年に発売し、約180カ国・地域で販売し、世界販売台数は累計約1730万台に上る。2004年に国内販売を終了したが、顧客の要望に応える形で、17年に13年ぶりに復活した。
日刊工業新聞2019年6月6日

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