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年間のCO2排出量375トン削減するペットボトルの一工夫

キリンビバレッジが2リットル用を軽量化
年間のCO2排出量375トン削減するペットボトルの一工夫

ボトル口部のネジ山を細くするとともに長さを削減し軽量化した

 キリンビバレッジは、現在最軽量の2リットルのペットボトルを、28・9グラムから28・3グラムに軽量化したと発表した。ボトル口部のネジ山を細くするとともに長さを削減し軽量化した。新ボトルの導入により年間約107トンのペット樹脂と、約375トンの二酸化炭素(CO2)排出削減が可能としている。

 新ボトルはミネラルウオーター「キリン アルカリイオンの水」向けで4月から導入する。これまで同ボトルの軽量化に取り組み、15年3月に最軽量を実現。今回は軽量化の余地がある口部に着目して改良した。他の飲料商品への展開も検討している。

 キリングループはプラスチック廃棄物の改題解決の方針「キリングループ プラスチックポリシー」を策定しており、ペットボトルの軽量化もこの一環。今後、さらなる軽量化を進めるとしている。
日刊工業新聞2019年3月21日

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