世界最短・最細の“怖くない”注射針
テルモが発売、恐怖心を和らげて治療を続けやすく
テルモは、長さ3ミリメートル、外径0.18ミリメートルの世界で最も短く、最も細いペン型注入器用の使い捨て注射針「ナノパスJr.(ジュニア)」を発売した。2012年に発売した「ナノパス34」と比べて針を1ミリメートル短くした。
小児など皮膚の薄い患者にも使いやすいように改良した。価格は70本入りで2100円(消費税抜き)。ナノパスシリーズとして、21年度に年3億本の販売を目指す。
ナノパスはインスリンや成長ホルモンなどを自己注射する際に使用する製品で、「こわくない注射針」をコンセプトに開発、05年の発売以降、世界で最も細い針として使用されている。注射への恐怖心を和らげ、治療を続けやすくすることにつなげる。
小児など皮膚の薄い患者にも使いやすいように改良した。価格は70本入りで2100円(消費税抜き)。ナノパスシリーズとして、21年度に年3億本の販売を目指す。
ナノパスはインスリンや成長ホルモンなどを自己注射する際に使用する製品で、「こわくない注射針」をコンセプトに開発、05年の発売以降、世界で最も細い針として使用されている。注射への恐怖心を和らげ、治療を続けやすくすることにつなげる。
日刊工業新聞2019年3月5日