<オピニオン>ANAがエアバスの超大型機を導入する日

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2014年4月に初飛行したスカイマークのA380初号機(エアバスのプレスサイトから、PHOTO: P. Masclet, Master Films)
 「あの時の西久保さん、張り切っていたのになあ」。6月中旬、取材で欧州エアバスのトゥールーズ工場(フランス)を訪れた時、旧知の航空メディア記者がどこか懐かしむような口調でつぶやいていた。西久保さんとは、スカイマークの西久保慎一前社長のことである。筆者自身は直接面識がないが、その記者は2013年12月、スカイマークがエアバスの中型機「A330」型機の導入を機にトゥールーズで開いた記者発表イベントを取材していた。後に「ミニスカ制服とはけしからん」との批判が一部から起こった、あのイベントである。今では隔世の感すらある。

 スカイマークは、今から考えれば冒険的な機材発注を続けていた。2010年11月、突如としてエアバスの超大型機「A380」を最大6機導入することで基本合意したと発表。国際線に参入することを明言した。政治的配慮などもあってボーイング一辺倒だった国内勢で、A380の発注は初めて。

 当時は日本航空(JAL)が経営再建中で路線を縮小していたこともあり、スカイマークの超大型機による国際線参入構想は、新時代の到来を予感させた。スカイマークは11年2月にA380の導入契約を正式に締結。6機の発注総額は1915億円と、売上高の2倍以上だった。

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