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マスクに“塗る”花粉対策

花粉症の症状低減へ、エステーが「花粉バリアスティック」発売
 エステーは、ヘルスケア製品ブランド「MoriLabo」を立ち上げ、第1弾製品として「花粉バリアスティック=写真」を発売した。マスクの外側の鼻付近に塗るだけで、マスク周りに浮遊する花粉のアレル物質の反応を低減する。また、香りつきで、森の香りも楽しめる。市場想定価格は1058円(消費税込み)前後。初年度20万個の売り上げを目指す。

 トドマツオイル原体がスギ花粉をコーティングするため、マスク内に入った花粉が抗原抗体反応を起こしにくくする。1日3―5回、約4時間おきに塗ると効果が持続する。マスクの効果を最大限に発揮させるべく、新たな習慣を提案する。

 リップスティックと同じサイズで、簡単に持ち運べる。またトドマツから抽出された香り成分にミント系成分を加えた。マスクを爽やかな森の香りにできる。

 MoriLaboは、トドマツから抽出した「機能性樹木抽出成分」を活用するクリアフォレスト事業の一環として立ち上げた。今後、森の研究成果を暮らしに生かした製品を展開していく。
日刊工業新聞2018年12月20日
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
2019年の春は東北から近畿、九州で例年と比べてやや多く、中国地方では多く飛散するという予報が出ています。手軽にできる花粉症対策はありがたいです。

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