NTT西、固定電話回線の契約減でいちご栽培を始めた理由
通信ビルの空きスペースを有効活用
NTT西日本は13日、ベンチャー企業と組み「いちご植物プラント」の実証実験を始めたと発表した。自社の通信ビルの空きスペースを使い、イチゴの屋内栽培事業を手がけるいちごカンパニー(新潟県胎内市)と進める。NTT西の子会社、NTTスマイルエナジー(大阪市中央区)が生育データを収集・解析し、栽培環境の改善を進める。今後は小売業や加工業などの連携事業者を募集し、流通面も含めた事業化を目指す。
いちご植物プラントは発光ダイオード(LED)照明や空調設備を使って栽培環境を構築する。センサーにより光量や温湿度を測定し、生育データを解析して設備の制御に使う。NTTスマイルエナジーは太陽光発電システムの遠隔監視サービスなどを展開しており、関連技術を生かす。
NTT西が保有する大阪市東成区の通信ビルに同プラントを設置した。固定電話回線の契約数の減少に伴い、通信ビルに生まれる空きスペースを有効活用する。
いちご植物プラントは発光ダイオード(LED)照明や空調設備を使って栽培環境を構築する。センサーにより光量や温湿度を測定し、生育データを解析して設備の制御に使う。NTTスマイルエナジーは太陽光発電システムの遠隔監視サービスなどを展開しており、関連技術を生かす。
NTT西が保有する大阪市東成区の通信ビルに同プラントを設置した。固定電話回線の契約数の減少に伴い、通信ビルに生まれる空きスペースを有効活用する。
日刊工業新聞2018年12月14日