登場から50年、「ポケベル」来年終了
現在、医療従事者を中心に約1500人が利用
東京テレメッセージ(東京都港区、清野英俊社長、03・5733・0247)は3日、ポケットベル(ポケベル)と呼ばれる個人向け無線呼び出しサービス「ページャー」を2019年9月末で終了すると発表した。同社はポケベル(写真)を展開する国内唯一の事業者。携帯電話の普及に伴い利用者が減少したためサービス終了を決めた。今後は防災無線向けサービスに経営資源を集中する。
ポケベルは、国内では1968年に電電公社(現NTT)が始めた。「0840(おはよう)」など、数字の語呂合わせのメッセージを送ることが若者の間で流行した。
契約数はピーク時には1000万件を超えたが、携帯電話などの普及で市場は縮小。現在は東京都や埼玉県、千葉県、神奈川県の医療従事者を中心に約1500人が利用している。ポケベルはサービス開始から約50年で姿を消すことになる。
ポケベルは、国内では1968年に電電公社(現NTT)が始めた。「0840(おはよう)」など、数字の語呂合わせのメッセージを送ることが若者の間で流行した。
契約数はピーク時には1000万件を超えたが、携帯電話などの普及で市場は縮小。現在は東京都や埼玉県、千葉県、神奈川県の医療従事者を中心に約1500人が利用している。ポケベルはサービス開始から約50年で姿を消すことになる。