VRでフェルメールのアトリエに潜入
凸版印刷が印刷博物館でシステムを公開
仮想現実(VR)を使って、画家ヨハネス・フェルメールのアトリエに潜入―。凸版印刷は、フェルメールの作品をVR技術で制作したシステムを印刷博物館(東京都文京区)で公開を始めた。2018年から19年にかけて東京と大阪で「フェルメール展」が開かれることから、フェルメールの作品に注目が高まっている。
公開したシステム「ViewPaint(ビューペイント)フェルメール《牛乳を注ぐ女》=写真」は、鑑賞者がコントローラーを操作すると絵画の中の好きな場所をコンピューターグラフィックス(CG)映像で表示する。
現実の絵画では描かれていない角度に絵画を動かしても、フェルメールが描いた絵画のようなタッチでCG映像をモニターに表示する。額縁越しに描かれた世界をのぞき込むような体験ができるという。「牛乳を注ぐ女」は、フェルメールのアトリエが舞台とされている。展示期間は19年3月31日まで。
公開したシステム「ViewPaint(ビューペイント)フェルメール《牛乳を注ぐ女》=写真」は、鑑賞者がコントローラーを操作すると絵画の中の好きな場所をコンピューターグラフィックス(CG)映像で表示する。
現実の絵画では描かれていない角度に絵画を動かしても、フェルメールが描いた絵画のようなタッチでCG映像をモニターに表示する。額縁越しに描かれた世界をのぞき込むような体験ができるという。「牛乳を注ぐ女」は、フェルメールのアトリエが舞台とされている。展示期間は19年3月31日まで。
日刊工業新聞2018年11月15日