動画でみる磁力でつながるキューブ
東大が開発、試作用に提案
東京大学の筧康明准教授と川原圭博准教授らは、小さなキューブが磁力でつながる立体物造形装置「ダイナブロック」を開発した。1辺の大きさが9ミリメートルのキューブの6面に磁石を埋め込み、造形ステージの下から供給してつなげて3次元構造を作る。造形物は分解して再利用できる。製品の試作などに提案していく。
造形ステージには縦横24×16列、8段、3000個のキューブが収容されている。キューブが下から押し出されると磁力でくっつき立体構造を構成する。キューブ上下面の磁力を弱くし、上下方向のブロックは切れやすくした。縦横高さ10センチメートル程度の立体物を10―20秒程度で造形できる。
キューブの1辺は3ミリメートル程度まで小さくできるという。今後キューブにセンサーや発光ダイオード(LED)、ICチップを組み込んで、色や質感が変わる立体物を造形する。
造形ステージには縦横24×16列、8段、3000個のキューブが収容されている。キューブが下から押し出されると磁力でくっつき立体構造を構成する。キューブ上下面の磁力を弱くし、上下方向のブロックは切れやすくした。縦横高さ10センチメートル程度の立体物を10―20秒程度で造形できる。
キューブの1辺は3ミリメートル程度まで小さくできるという。今後キューブにセンサーや発光ダイオード(LED)、ICチップを組み込んで、色や質感が変わる立体物を造形する。
日刊工業新聞2018年10月16日