ボランティア参加で単位認定へ、国士舘大学の狙いは
2019年度開始、東京五輪・パラリンピックでは開催に合わせて授業期間も調整する
国士館大学は2019年度から、被災地支援や20年開催の東京五輪・パラリンピック大会のボランティアに参加する学生の活動を授業の単位として認定する取り組みを始める。同大が組織的な取り組みとして派遣を認めるボランティア活動を対象とし、学生はボランティア終了後に活動内容のリポートを提出する。学生の自主的なボランティア活動を支援し、実践的な学習を後押しする。
災害関連の活動に関しては、防災総合基礎教育などの座学の授業3時間分を含む45時間以上の活動時間を単位として認定する。また活動期間中、各授業1回に限り公欠を認める。
国士館大では11年春に防災・救急救助総合研究所を開設し、被災地の救援や医療支援活動、防災教育などに力を入れている。
東京五輪関連に関しては、大会組織委員会が主催する事前研修や大学での事前教育の受講を含む45時間以上の活動時間を原則とする。20年7月下旬から東京五輪が始まるため、同大では大会期間に入る前に授業と試験を終え、大会期間中には選手としての大会参加やボランティアなどの活動内容のリポートを提出することで単位認定する予定。
佐藤圭一学長は「ボランティアは生きた学問。人間形成における役割は大きい」とボランティア活動を支援する取り組みの意義を語っている。
災害関連の活動に関しては、防災総合基礎教育などの座学の授業3時間分を含む45時間以上の活動時間を単位として認定する。また活動期間中、各授業1回に限り公欠を認める。
国士館大では11年春に防災・救急救助総合研究所を開設し、被災地の救援や医療支援活動、防災教育などに力を入れている。
東京五輪関連に関しては、大会組織委員会が主催する事前研修や大学での事前教育の受講を含む45時間以上の活動時間を原則とする。20年7月下旬から東京五輪が始まるため、同大では大会期間に入る前に授業と試験を終え、大会期間中には選手としての大会参加やボランティアなどの活動内容のリポートを提出することで単位認定する予定。
佐藤圭一学長は「ボランティアは生きた学問。人間形成における役割は大きい」とボランティア活動を支援する取り組みの意義を語っている。
日刊工業新聞2018年10月11日