第100回全国高校野球、経済効果は433億円超え?
第100回全国高等学校野球選手権記念大会が21日、熱戦の幕を閉じた。記念大会となる今大会は各都道府県の代表校が例年の49校から56校に拡大。試合数の増加もあって大会期間中の観客動員数は過去最高の100万人超に達した。大会前、関西大学の宮本勝浩名誉教授は入場者96万7500人を前提に今大会の経済効果を433億3256万円と推定していたが、これを上回る効果になりそうだ。
経済効果は、直接的な消費や宿泊、企業の投資などの「直接効果」、消費財の原材料の売り上げ増や従業員給与増などの「波及効果」から成る。
今大会は、前大会まで入場無料だった外野席が大人500円になったことも、例年以上の経済効果につながったようだ。宮本名誉教授は「過去最高の経済効果と言っても過言ではない」と指摘する。
上野動物園のパンダ・シャンシャンの1年間の経済効果は約267億円とも推定。期間16日と短い今大会の効果の大きさが分かる。
経済効果は、直接的な消費や宿泊、企業の投資などの「直接効果」、消費財の原材料の売り上げ増や従業員給与増などの「波及効果」から成る。
今大会は、前大会まで入場無料だった外野席が大人500円になったことも、例年以上の経済効果につながったようだ。宮本名誉教授は「過去最高の経済効果と言っても過言ではない」と指摘する。
上野動物園のパンダ・シャンシャンの1年間の経済効果は約267億円とも推定。期間16日と短い今大会の効果の大きさが分かる。
日刊工業新聞2018年8月22日