「からあげクン」の売れ行きを画像認識で管理するワケ
ローソンが機会損失低減へシステム導入
ローソンはレジカウンターで販売するファストフードの個数や種類を、画像認識技術で管理するシステムを1年以内に導入する。「からあげクン」や「Lチキ」などの販売状況や在庫を、ショーケースの天井部分に設置したカメラで本部が把握して分析。店舗経営指導員であるスーパーバイザー(SV)が店舗に助言し、機会損失の低減などにつなげる。同社の研究施設で実証実験を進めており、店舗での設置を目指す。
店舗では冷凍状態の「からあげクン」などを入荷し、適宜、売れ行きなどを判断しながら、揚げるなどの調理をして、ケースに並べ、販売している。ただ、店舗のオーナーらが廃棄ロスなどを懸念し、ケースに並べる量を抑え、結果的に売り逃しにつながっている場合がある。
ローソンが開発するシステムでは、ショーケース周辺の天井部分にカメラを設置し、ショーケース内の在庫を把握する。分析した内容をローソン本部で確認し、分析することで、売り上げ増に向け、SVが助言する内容に反映する。
現在、店舗が適切な量の商品を販売しているかをSVが確認できるのは、基本的に店舗巡回をする際に限られている。画像認識技術を用いることで、カウンターに並んでいる商品数や、販売時間切れで廃棄することになった数などを、店舗外でも把握しやすくする。
店舗では冷凍状態の「からあげクン」などを入荷し、適宜、売れ行きなどを判断しながら、揚げるなどの調理をして、ケースに並べ、販売している。ただ、店舗のオーナーらが廃棄ロスなどを懸念し、ケースに並べる量を抑え、結果的に売り逃しにつながっている場合がある。
ローソンが開発するシステムでは、ショーケース周辺の天井部分にカメラを設置し、ショーケース内の在庫を把握する。分析した内容をローソン本部で確認し、分析することで、売り上げ増に向け、SVが助言する内容に反映する。
現在、店舗が適切な量の商品を販売しているかをSVが確認できるのは、基本的に店舗巡回をする際に限られている。画像認識技術を用いることで、カウンターに並んでいる商品数や、販売時間切れで廃棄することになった数などを、店舗外でも把握しやすくする。