「次世代煙突」とは!?
環境負荷の低いゴミ焼却発電施設に採用
日立造船と太陽工業(大阪市淀川区)は、耐震対策や環境負荷などの低減に貢献する「次世代煙突=写真」を完成した。日立造船が建設し、4月に運用を始めたゴミ焼却発電施設「クリーンパーク折居」(京都府宇治市)に採用された。
次世代煙突は、従来のゴミ焼却施設の煙突用となる外壁コンクリートなどに替わり、軽量素材のフッ素樹脂酸化チタン光触媒膜材を使用。1枚の膜パネルで大面積を覆うことができ、膜材を透過した光が煙突内部の空間に明るさをもたらす。膜材使用で軽量のため、耐震性を備える。膜の機能で大気中の窒素化合物(NOx)も分解するという。
次世代煙突は、従来のゴミ焼却施設の煙突用となる外壁コンクリートなどに替わり、軽量素材のフッ素樹脂酸化チタン光触媒膜材を使用。1枚の膜パネルで大面積を覆うことができ、膜材を透過した光が煙突内部の空間に明るさをもたらす。膜材使用で軽量のため、耐震性を備える。膜の機能で大気中の窒素化合物(NOx)も分解するという。
日刊工業新聞2018年7月11日