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日替わり弁当が注文できる自販機

サントリー食品とぐるなびと共同で展開
 サントリー食品インターナショナル子会社のサントリービバレッジソリューション(東京都中央区)は5日、職場の自動販売機で宅配弁当の注文が可能な新サービス「宅弁」を、ぐるなびと共同で始めると発表した。自販機で飲料を買うように弁当を事前注文でき(写真)、ランチタイムに近隣の飲食店から配達される仕組み。企業は自販機を配置するだけで、簡易の社員食堂を完備できるという。

 宅弁を導入する企業には月曜日から金曜日まで、ぐるなびがコーディネートする近隣の飲食店と日替わりメニューを提案する。自販機の商品サンプルの一角に宅弁の注文ボタンがあり、料金を投入すると、注文確認のコインが出てくる。このコインを使うと、自販機の飲料を10円割引で購入することも可能となる。注文受付時間は8―10時。

 7月に東京都の中央区、港区、千代田区、品川区で開始。順次エリアを拡大する。

 サントリーは新サービスを通じ、自販機の法人顧客の開拓を進める。また、ぐるなびは飲食店などと連携しながら各店の受注支援を展開する。
日刊工業新聞2018年7月6日
葭本隆太
葭本隆太 Yoshimoto Ryuta デジタルメディア局DX編集部 ニュースイッチ編集長
販売する弁当は毎日1種類なのだろうか。連携する飲食店がたくさんあって、弁当の種類が豊富になったら面白そうと思いつつ、弁当の種類が豊富になると、取り扱う飲料の種類は減るので難しいのかな。

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