感情を可視化するリストバンド発売へ
NECはTDK製のリストバンド型のウエアラブル端末を用いて、心拍変動データなどから感情を可視化するソリューションを2018年度下期に発売する。価格は端末と初期費を除き、1人当たり月額1000円から(消費税抜き)。3年間で売上高90億円を目指す。
発売する「感情分析ソリューション」は名古屋市立大学と共同開発を進める感情認識技術を活用する。リストバンド型端末を装着した対象者の心拍変動データなどをリアルタイムに収集・分析することで、興奮や喜び、ストレス、疲労、リラックスなどの喜怒哀楽を可視化する。専用アプリケーション(応用ソフト)上で現在の感情や1日の感情履歴などを表示できる。
勤怠管理や業務支援、健康管理などの他社サービスとのデータ連携が可能な応用プログラムインターフェース(API)も提供する。これにより、企業は従業員などの隠れた感情疲労や心理的負荷を把握し、情動の変化に応じて適切な対応を早期に取ることが可能。
主な用途は生産ラインでの感情起因の事故防止や生産性向上の支援、交通・物流業における就業中のドライバーの疲労検出や安全運転の支援、従業員の感情負荷・ストレスの検出や予防の支援、会議やセミナーなどの参加者の盛り上がり度の見える化などを見込んでいる。
発売する「感情分析ソリューション」は名古屋市立大学と共同開発を進める感情認識技術を活用する。リストバンド型端末を装着した対象者の心拍変動データなどをリアルタイムに収集・分析することで、興奮や喜び、ストレス、疲労、リラックスなどの喜怒哀楽を可視化する。専用アプリケーション(応用ソフト)上で現在の感情や1日の感情履歴などを表示できる。
勤怠管理や業務支援、健康管理などの他社サービスとのデータ連携が可能な応用プログラムインターフェース(API)も提供する。これにより、企業は従業員などの隠れた感情疲労や心理的負荷を把握し、情動の変化に応じて適切な対応を早期に取ることが可能。
主な用途は生産ラインでの感情起因の事故防止や生産性向上の支援、交通・物流業における就業中のドライバーの疲労検出や安全運転の支援、従業員の感情負荷・ストレスの検出や予防の支援、会議やセミナーなどの参加者の盛り上がり度の見える化などを見込んでいる。
日刊工業新聞社2018年6月13日