ANAが北九州空港に深夜貨物便を就航する狙い
沖縄経由のアジア向け貨物狙う
全日本空輸(ANA)グループは18日、羽田―バンコク線の増便や貨物便の北九州路線新設など2018年度の航空輸送事業計画を発表した。
旅客輸送力(座席数×飛行距離)は国際線が前年度比4・7%増、国内線が同0・8%増。機材調達ではエアバス「A321neo」の導入を拡大するほか、「A380」、ボーイング「787―10」を新たに受領し、19年春の運航開始に備える。
羽田空港の深夜早朝時間帯を使い、ビジネス需要が旺盛なバンコク線を、従来の週14往復から週21往復に増便する。国内線では中部―宮古線、福岡―石垣線を通年運航する。
貨物専用便では週5片道運航する関西―中部―沖縄を運休し、関西―北九州―沖縄に振り替える。中部国際空港の貨物便は競争が激化していた。翌朝、中国やアジア各地に到着できる九州唯一の定期貨物専用機を訴求し、半導体や自動車産業の活発な九州地区の需要取り込みを狙う。
旅客輸送力(座席数×飛行距離)は国際線が前年度比4・7%増、国内線が同0・8%増。機材調達ではエアバス「A321neo」の導入を拡大するほか、「A380」、ボーイング「787―10」を新たに受領し、19年春の運航開始に備える。
羽田空港の深夜早朝時間帯を使い、ビジネス需要が旺盛なバンコク線を、従来の週14往復から週21往復に増便する。国内線では中部―宮古線、福岡―石垣線を通年運航する。
貨物専用便では週5片道運航する関西―中部―沖縄を運休し、関西―北九州―沖縄に振り替える。中部国際空港の貨物便は競争が激化していた。翌朝、中国やアジア各地に到着できる九州唯一の定期貨物専用機を訴求し、半導体や自動車産業の活発な九州地区の需要取り込みを狙う。
日刊工業新聞2018年1月19日