積雪で道路の白線が見えない!それでも自動運転
北大とヴィッツ、実験車両公開
北海道大学の江丸貴紀准教授とヴィッツ(名古屋市中区)は18日、寒冷地の積雪環境に対応する自動運転技術を共同研究すると発表し、実験車両(写真=北大提供)を公開した。
雪が積もって道路の白線が見えない状況や、排除した雪が路肩に積まれた状況でも走行できる技術を開発する。降雪で道路の立体形状や見え方が大きく変わると、データベースに頼る技術では対応が難しかった。
車載カメラなどの映像でリアルタイムに路面状態を認識し、障害物や走行可能なルートを判別する技術を開発する。
判別結果をレーザーセンサーなどのデータと統合して自車の位置を推定し車両を制御する。車速は時速40キロメートル以下とゆっくりだが、雪道に対応できる。
実際に実験車両で試験ルートの計測データを集め、積雪状況を再現したシミュレーションで運転性能を検証する。経済産業省の2017年度戦略的基盤技術高化支援事業の支援を受けて実施する。
雪が積もって道路の白線が見えない状況や、排除した雪が路肩に積まれた状況でも走行できる技術を開発する。降雪で道路の立体形状や見え方が大きく変わると、データベースに頼る技術では対応が難しかった。
車載カメラなどの映像でリアルタイムに路面状態を認識し、障害物や走行可能なルートを判別する技術を開発する。
判別結果をレーザーセンサーなどのデータと統合して自車の位置を推定し車両を制御する。車速は時速40キロメートル以下とゆっくりだが、雪道に対応できる。
実際に実験車両で試験ルートの計測データを集め、積雪状況を再現したシミュレーションで運転性能を検証する。経済産業省の2017年度戦略的基盤技術高化支援事業の支援を受けて実施する。
日刊工業新聞2018年1月19日