「ものづくり日本大賞」、内閣総理大臣賞に24件を選定
製造業の枠にとらわれない企業やコネイン案件も
政府は15日、突出した技術や技能などをたたえる第7回「ものづくり日本大賞」の受賞者を発表した。内閣総理大臣賞に日立製作所やJFEスチールの研究など24件、71人を選出。このほか、経済産業大臣賞、特別賞、優秀賞の受賞者51件、244人、3団体も決めた。第4次産業革命への対応、地球温暖化など社会課題に向き合う取り組みに着目。IoT(モノのインターネット)導入などを促す経済産業省の戦略「コネクテッド・インダストリーズ(CI)」に通じる案件も選んだ。
日立の受賞案件は「世界最高性能のIoTセンサー」がテーマ。2・5ミリメートル四方と小型ながら、従来比2万5000倍の高感度で計測できる。機械、医療、建築分野などをIoT化できる技術として期待される。
JFEスチールは、二酸化炭素(CO2)排出を大幅削減できる製鉄技術が評価された。同技術で製造プロセスを改善し、数百億円規模のコスト削減も達成したという。
内閣総理大臣賞は22日、経済産業大臣賞と特別賞は2月5日に表彰式を開く。ものづくり日本大賞は、経産省と国土交通省、厚生労働省、文部科学省の4省が連携し2年に1度実施している。
日立の受賞案件は「世界最高性能のIoTセンサー」がテーマ。2・5ミリメートル四方と小型ながら、従来比2万5000倍の高感度で計測できる。機械、医療、建築分野などをIoT化できる技術として期待される。
JFEスチールは、二酸化炭素(CO2)排出を大幅削減できる製鉄技術が評価された。同技術で製造プロセスを改善し、数百億円規模のコスト削減も達成したという。
内閣総理大臣賞は22日、経済産業大臣賞と特別賞は2月5日に表彰式を開く。ものづくり日本大賞は、経産省と国土交通省、厚生労働省、文部科学省の4省が連携し2年に1度実施している。
日刊工業新聞2018年1月16日