植物使う大型樹脂部品、まず「CX-5」のフロントグリルから採用
マツダが開発
マツダは自動車の大型外装意匠部品として使用可能なバイオエンジニアリングプラスチック(バイオエンプラ)を開発した。同社の主力スポーツ多目的車(SUV)「CX―5=写真」のフロントグリルに採用する。今後、低環境負荷のバイオエンプラを使ったフロントグリルの採用を順次拡大していく。
バイオエンプラは植物由来の原料を使用するため、石油資源の使用量や二酸化炭素(CO2)排出量を削減できる。今回、フロントグリルのような複雑な形状の大型外装部品にも対応できるように、材料開発と金型仕様を最適化し、成形性を向上させた。
バイオエンプラは、2015年にスポーツ車「ロードスター」の内装部品として初採用した。これまでに、3列SUV「CX―9」や小型車「アクセラ」「デミオ」に採用を広げて、直近では「ロードスターRF」の外装部品にも使われている。
バイオエンプラは植物由来の原料を使用するため、石油資源の使用量や二酸化炭素(CO2)排出量を削減できる。今回、フロントグリルのような複雑な形状の大型外装部品にも対応できるように、材料開発と金型仕様を最適化し、成形性を向上させた。
バイオエンプラは、2015年にスポーツ車「ロードスター」の内装部品として初採用した。これまでに、3列SUV「CX―9」や小型車「アクセラ」「デミオ」に採用を広げて、直近では「ロードスターRF」の外装部品にも使われている。
日刊工業新聞2017年12月4日