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ロボットが接客、お好みのコーヒーを提供してくれる無人カフェが原宿に登場! 

ネスレ日本など、東京・原宿に期間限定で
ネスレ日本(神戸市中央区、高岡浩三社長、078・230・7000)は16日、ソフトバンクロボティクス(東京都港区)や川崎重工業と共同で、東京・原宿にロボット接客店舗「ネスカフェ・Pepper・duAroおもてなし無人カフェ」を開設(写真)したと発表した。26日までの期間限定店舗で、ネスレのバリスタマシンとソフトバンクのペッパー、川重の双腕スカラロボットが協調し、客の好みに合わせたいれたてコーヒーを提供する。

接客は店頭でペッパーが呼び込みを行い、客にコーヒーの好みの濃さや温度帯を聞いた後で双腕ロボがカップをセットし、バリスタマシンが注文に合わせたコーヒーを抽出する仕組み。ペッパーは客の顔を認証し、次回から好みに合うコーヒーを最初から提供できる。ネスレ日本の島川基レギュラーソリュブルコーヒービジネス部部長は「複数台の協調で、1台のロボでは不可能な接客が出来るようになる」と語った。

昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
ソフトバンクロボティクスはペッパーの接客を通じてデータを取得し、今後のペッパー活用に生かしていくことを期待。川重は「脱工場」を掲げ、産ロボをじわじわとサービス分野に広げていくことを目指していくとのことでした。 デュアロはカフェ設置に際し、動きにやわらかさを持たせたり、ハンド部分をプラスチックで覆ったりと対人の部分で今までにない工夫をしたそうです。オシャレな空間になかなか馴染んでいました。

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