成長曲線が見えた!太陽誘電がMLCC新工場で100億円投資
スマホや自動車向けで需要が増える
太陽誘電は約100億円を投じて新潟県上越市に積層セラミックコンデンサー(MLCC)の新工場棟を建設する。2018年4月に着工し、同12月に完成して19年3月から本格稼働する予定。スマートフォンや自動車向けで需要が増えており、生産能力を増強してMLCCの安定供給につなげる。
MLCCを生産する子会社「新潟太陽誘電」(新潟県上越市)の敷地内にある既存工場の隣接地に、3棟目の工場を建設する。建築面積は約1万5000平方メートルで、延べ床面積は約2万6000平方メートル。100人程度の従業員を新規に採用し、新工場棟に配置する予定。
MLCCの需要は逼迫(ひっぱく)しており、増産する必要があると判断した。15年にも、ほぼ同様の生産規模で2棟目の工場を新設している。
MLCCは汎用性が高く、スマホや自動車のほか、医療・ヘルスケアなどの市場でも引き合いが強い。MLCCは同社のほか、村田製作所やTDK、韓国サムスン電子などが生産しシェアを争っている。
MLCCを生産する子会社「新潟太陽誘電」(新潟県上越市)の敷地内にある既存工場の隣接地に、3棟目の工場を建設する。建築面積は約1万5000平方メートルで、延べ床面積は約2万6000平方メートル。100人程度の従業員を新規に採用し、新工場棟に配置する予定。
MLCCの需要は逼迫(ひっぱく)しており、増産する必要があると判断した。15年にも、ほぼ同様の生産規模で2棟目の工場を新設している。
MLCCは汎用性が高く、スマホや自動車のほか、医療・ヘルスケアなどの市場でも引き合いが強い。MLCCは同社のほか、村田製作所やTDK、韓国サムスン電子などが生産しシェアを争っている。