池袋にあるホテルメトロポリタンと言えばＪＲホテルグループである強みを生かした「Suicaのペンギンケーキ」が有名だ。通常のSuicaのペンギンケーキは「クロスダイン　ケーキショップ」にていつでも購入できるが、クリスマスの時期は特に注目が集まる。
Suicaのペンギンファンを中心に、フォトジェニックという言葉が流行する前からかわいらしさで存在感を示し、しばしば話題になっていた。

今年のクリスマスケーキは昨年同様、意匠を凝らした「フォトジェニック」な作品が目立つ。
またもう１つ目を引いたのが、大人数（パーティー）用と同時に、本格的な少人数用のケーキが増えたことだ。

ホテル メトロポリタンで今年まず目を引いたのは、昨年5種類に対し今年は7種類と2種類商品を増えた事だ。フォトジェニック、インスタ映えを意識し、見た目も華やかなケーキが揃う。
一押しは1日限定10台の「ボアット ア マリス」。フランス語で「びっくり箱」を意味し、クリスマスのトキメキやにぎやかさを詰め込んだ、まさにびっくり箱のような逸品が、パーティーサイズと2～3名用の2種類で用意されている。
またSuicaのペンギンケーキも、「約12人用」のビッグサイズ、そしてファミリー向けのクリスマスケーキの2種類が用意されている。

「今年は昨年より商品数を増やし、また様々なシチュエーションにも対応できるサイズをご用意しました」と話すのは営業企画の方。
「フォトジェニックを意識し、パティシエが考案。今回は社内コンペティションを実施し、また多くの異なる部門のスタッフからのコメントを参考に創り上げました」
今年は例年以上に力を入れているそうだ。

サイズも味もバリエーション豊かに選べる。
2017年のクリスマスケーキを見ていると、クリスマスを祝う人々の多様性も伺えるようだ。