アジアの最先端をゆく技術スタートアップが集結!優勝はインドの企業に
アジア・アントレプレナーシップ・アワード2017
アジアをはじめとする15カ国から選出された技術系スタートアップ企業が一堂に会するビジネス・コンテスト「アジア・アントレプレナーシップ・アワード2017」が、10月25日~27日の3日開催された。本年より初参加となるニュージーランドやトルコなどの企業を含む21社が出場。メンターからのアドバイスを受けた後セミファイナルセッションでプレゼンを行い、中国から2社、インド1社、韓国1社、ロシア1社、シンガポール1社の計6社が27日の最終審査に進んだ。日本企業は4社が予選に出場したが、最終審査には至らなかった。
レベルの高い戦いを勝ち抜き、優勝したのはインドの「Claro Energy」。電力供給の進んでいない地方部で、太陽光発電を利用した灌漑サービスを提供する。小規模農家を支援する取組みで、サービスに登録しスマートフォンで予約すると灌漑設備を搭載した車を呼ぶことができる。支払いもスマ―トフォン上で完結する。現在普及しているディーゼルポンプと比べ、1馬力あたりのコストを70%削減することに成功。またこまめな灌漑により農作物の生産性も向上した。今後はインドだけでなく、電力供給設備があまり進んでいない国にも展開していくという。
準優勝はシンガポールの「ViSenze」。世界のECサイト向けにAIを使った画像検索システムを提供している。今年だけで昨年比3.5倍に売上げを伸ばしており、今後も市場が拡大すると見込んでいる。
第3位はロシアの「Webgears WGT」。ウェブブラウザ上で動く3Dグラフィックシステムを開発し、大手CADメーカーやゲーム開発会社、建設会社などに提供している。データがとても軽いため、スマートフォン上でもなめらかに操作ができる。さらに大規模プロジェクトにも参加しており、ダッソーシステムズとともにシンガポールのスマートシティプロジェクトにて3Dシミュレーションを構築した。
また最終選考には残らなかったが、特別賞として個人ゲノム解析で疾患リスクを評価する日本の「ゲノムクリニック」に柏の葉賞が贈呈された。
インド、シンガポール、ロシアの企業が受賞
レベルの高い戦いを勝ち抜き、優勝したのはインドの「Claro Energy」。電力供給の進んでいない地方部で、太陽光発電を利用した灌漑サービスを提供する。小規模農家を支援する取組みで、サービスに登録しスマートフォンで予約すると灌漑設備を搭載した車を呼ぶことができる。支払いもスマ―トフォン上で完結する。現在普及しているディーゼルポンプと比べ、1馬力あたりのコストを70%削減することに成功。またこまめな灌漑により農作物の生産性も向上した。今後はインドだけでなく、電力供給設備があまり進んでいない国にも展開していくという。
準優勝はシンガポールの「ViSenze」。世界のECサイト向けにAIを使った画像検索システムを提供している。今年だけで昨年比3.5倍に売上げを伸ばしており、今後も市場が拡大すると見込んでいる。
第3位はロシアの「Webgears WGT」。ウェブブラウザ上で動く3Dグラフィックシステムを開発し、大手CADメーカーやゲーム開発会社、建設会社などに提供している。データがとても軽いため、スマートフォン上でもなめらかに操作ができる。さらに大規模プロジェクトにも参加しており、ダッソーシステムズとともにシンガポールのスマートシティプロジェクトにて3Dシミュレーションを構築した。
また最終選考には残らなかったが、特別賞として個人ゲノム解析で疾患リスクを評価する日本の「ゲノムクリニック」に柏の葉賞が贈呈された。
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