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「仕事センスがない」人は6割 「センス」を鍛える新入社員研修プログラム

産業能率大学、タブレットを活用したワークショップ開発
 産業能率大学は「仕事センス」を鍛える新入社員研修「Beyond(ビヨンド)」を開発した。タブレットを活用したワークショップ形式で、配属後に遭遇するであろう“壁”や“不条理”の乗り越え方に気付かせ使える人材をつくる。2018年4月から開講の予定で、9月から募集を開始する。

 研修はタブレット内の仮想職場メンバーと対話しながら「正しいあいさつを実演せよ」「会議資料を準備せよ」「職場全員が納得する暑気払いを企画せよ」など―10のミッションに挑む。公開セミナーは1人8万円(税抜き)。

 同大学の調査では課長の悩みの第1位は「部下がなかなか育たない」。新入社員の不安は「上司・先輩とうまくやっていけるか」「自分の能力で仕事をやっていけるか」が極めて高い。加えて17年4月の「仕事スキル調査」では知識やスキルは高いにもかかわらず「仕事センスがない」人は6割に達した。

 そこで、答えのない仕事センスを磨く課題を与え疑似体験をつませるとともに、配属後のリアリティーショックを和らげる効果も狙った。
日刊工業新聞2017年8月31日
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
「君、能力はあるのに仕事のセンスがないな!」と上司に言われたら…「センス」という言葉がぼんやりしすぎていて一体何から改善すればいいか分からず、あ、その考えがそもそも「センス」ないってやつか…などと心に深い闇を抱えてしまいそうです。 幸い上司は優しいので言われずに済んでいますが、「職場全員が納得する暑気払いを企画せよ」という指令に対応する自信がないのでこの研修受けてみたいです。

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