キーワード解説一覧
「カーボンリサイクル高炉」 かーぼんりさいくるこうろ
高炉からの排ガスに含まれる二酸化炭素(CO2)を、水素と反応させメタンを合成し還元材として繰り返し使う仕組み。鉄工業界の脱炭素対策の1アイテムで、2030年度には現行の高炉法と比べ、CO2の排出量を半減以上とすべく技術開発を進める。中でもJFEスチールは千葉地区(千葉市中央区)に専用の小型試験高炉(150立方メートル規模)を建設し、25ー26年度に試験操業を予定している。