博多グリーンホテル（福岡市博多区、菊谷茂太社長、０９２・４５１・４１１１）は、使わなかった「朝食券」を隣接する直営のコンビニエンスストアで「博多のお土産」と交換できるサービスを行っている。
　朝食付きのプランで宿泊したが、翌朝、朝食をとれずにチェックアウト、という宿泊客向けサービス。土産は博多の菓子や箱入りラーメンなど４種類。「朝食をとらなかった宿泊客の約半数が交換。利用者にも好評で毎年数％ずつ増えている」（同ホテル営業部）。

　コンビニにとっては土産品の仕入れ増が売り上げ増に直結する。他の商品も一緒に購入するケースも目立つ。利用者の評判も上々で、インターネット上の“口コミ”に同サービスの感想が書き込まれることも。「２月１２日にオープンした新１号館（４１９室）は、朝食料金が高い分、お土産の大きさやグレードも上げた」（同）そうだ。（福岡）