穴開けや文字を印字する同期旋盤的なファイバーレーザー
ファナックが同期旋盤的加工を実演【MF―Tokyo2017】
ファナックは同社製の工作機械用コンピューター数値制御(CNC)装置で操作できるファイバーレーザー発振器を展示。旋盤の実験機に工具の代わりに出力3キロワットのファイバーレーザーシステムを搭載し、直径32ミリメートルのパイプを毎分120メートルで回転させながら、穴開けや文字を印字する同期旋盤的なレーザー加工を実演した。
同社のCNCを搭載した旋盤やマシニングセンター(MC)などにレーザー機能を複合できる。受注開始は7月末を予定。機種は出力500ワット―6キロワットに応じて7種類。西川祐司ファナック執行役員レーザ研究所長は「旋盤では出力500ワット―1キロワット、MCでは焼き入れなどで同6キロワットのレーザー発信器など用途に応じて活用していただきたい」と品ぞろえにも自信を示した。
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同社のCNCを搭載した旋盤やマシニングセンター(MC)などにレーザー機能を複合できる。受注開始は7月末を予定。機種は出力500ワット―6キロワットに応じて7種類。西川祐司ファナック執行役員レーザ研究所長は「旋盤では出力500ワット―1キロワット、MCでは焼き入れなどで同6キロワットのレーザー発信器など用途に応じて活用していただきたい」と品ぞろえにも自信を示した。
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日刊工業新聞2017年7月13日