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6月15日は千葉県民の日!しのぎを削ってフェア実施中

「千葉県は食の宝庫」
6月15日は千葉県民の日!しのぎを削ってフェア実施中

四季の旬感バイキング ~夏~『地元のおいしいを発見!千葉県フェア』

2017年6月15日(木)は千葉県民の日だ。県民の休日は全国に数多とあり、またそれに伴い施設が無料になる、フェアを実施するなどは珍しくないが、実は「千葉県民の日」に合わせた無料スポット解放は日本最多数レベル。多くの県内レジャースポットが割引を実施している。

そんな郷土愛溢れる千葉県。県内にあるホテルでもこの機に「千葉県フェア」を開催し、千葉の食材を豊富に取り入れて県内外のゲストをもてなしている。
例えば東京ベイ舞浜ホテルでは「海と大地の千産千消フェア」、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルでは「千葉グルメフェア」を開催―と、同時期に、近隣エリアで、同じテーマでフェアを開催するという、まさに各ホテルの工夫と努力が試される機会になっている。

しのぎを削る各ホテルの中で6月1日(木)~8月31日(木)、約3か月間にわたり「四季の旬感バイキング ~夏~『地元のおいしいを発見!千葉県フェア』」を実施する東京ベイ舞浜ホテル クラブリゾートさんにブッフェの内容や実施に際しての難しさを伺った。

「千葉県は食の宝庫。海あり、山あり、農産物も豊かでたくさんの『収穫高日本一』があります」と営業企画部の方。

「例えば『千葉県南房総勝山港からの贈り物 “お好み海鮮丼”』は3種の魚類をお選びいただけるのですが、千葉県初の銀鮭養殖を使用しています。生簀がある勝山港沖合は、潮の流れが早く魚が泳がないといけないので、身も天然により近い銀鮭ができる環境で養殖されているので、ギトギトした感がなく、すごく食べやすい生の鮭をお楽しみいただけます」
ほかにも、千葉県産房州金目鯛や千葉県産スズキ、千葉県産大和芋など千葉の味覚がメニューにはずらりと並ぶ。
千葉県産の食材を使用した創作料ほか豊かなメニューが約80種類並ぶ


「年間四国フェアや北海道フェアなど地域テーマのブッフェを実施していますが、特にこの夏休みを含む1年間で一番地方からの宿泊者が多い期間に、地元・千葉の美味しい食材を提供出来ればと、千葉県フェアは他よりも長く開催期間を設け、力を入れています」
「第7回千産千消まるごとグルメパーティー」で1位に輝いた、「低温調理した“千葉県産いもぶた”と季節旬菜のマリアージュ」がランチには登場。一般提供はこれが初めてだといい、まさに真価が問われるところだ。

他近隣ホテルも「千葉県フェア」を実施する中で、強みを伺った。
「実際食材がかぶっている事はあると思います。ただ、他ホテルが1か月ほどの開催に対し、当ホテルは約3か月。ブッフェの場合、期間中の安定した食材確保が1つの課題なので、他ホテルでは1か月間、旬のものを揃えれば良いという事になりますが、当ホテルは3か月間もの間、安定した食材を揃え、提供していかねばなりません。難しい点ですが、その問題をクリアするために、厨房のシェフがメニューに嗜好を凝らしています」

その工夫が実は、和洋中の枠を超えた「創作料理」メニューの多さに現れている。他のブッフェではあまり見かけない逸品もあるので、訪問の際はそこも見どころだ。

「第7回千産千消まるごとグルメパーティー」で1位に輝いたメニューも登場


同時期に、近隣エリアで、同じテーマでフェアを開催するという、かなり珍しい「千葉県民の日」期間。ホテルを訪れれば、いつも以上に工夫と努力を凝らした空間が広がっているかも知れない。
メトロガイド
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
舞浜ホテルクラブリゾートさんが「メトロガイドを見た!」とご予約でランチ・ディナーを全日大人500円OFFにしてくださるそうです(通常平日大人ランチ3,000円、平日ディナー4,500円/土日ランチ3,500円、土日ディナー5,000円)。ご予約の際にはぜひご活用下さい。

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