やっぱりしょうゆは“生”?高成長の「生しょうゆ」、キッコーマンが生産増強
千葉・野田工場に高速充てんの新ライン
キッコーマン食品(東京都港区、堀切功章社長、03・5521・5122)は、卓上しょうゆ「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ」の生産能力を増やす。野田工場(千葉県野田市)内に高速充てんできる新ラインを、6月をめどに稼働させる。しぼりたて生しょうゆは開栓後も新鮮さや香りが保てる特徴が消費者に受けて、年間2割近い高成長が続いている。野田工場の新ライン増設で、需要増加に対応する。
高速ラインの充てん速度は毎分300本と、従来ラインの1・2倍。野田工場内は計3カ所にラインがあり、新ラインはそれとは違う新たな場所に設置する。投資額は数億円程度と見られる。
しぼりたて生しょうゆシリーズ(写真)は合計18アイテムあり、売上高は2016年に前年比約2割増の100億円以上となった。現在のような卓上ボトル商品を発売したのは11年8月。野田工場と、高砂工場(兵庫県高砂市)の東西2工場で生産している。主力アイテムに加え、ここ数年は「昆布だししょうゆ」「うすくちしょうゆ」「削りたて鰹節香るしょうゆ」など、料理に応じて味の種類を増やしている。
高速ラインの充てん速度は毎分300本と、従来ラインの1・2倍。野田工場内は計3カ所にラインがあり、新ラインはそれとは違う新たな場所に設置する。投資額は数億円程度と見られる。
しぼりたて生しょうゆシリーズ(写真)は合計18アイテムあり、売上高は2016年に前年比約2割増の100億円以上となった。現在のような卓上ボトル商品を発売したのは11年8月。野田工場と、高砂工場(兵庫県高砂市)の東西2工場で生産している。主力アイテムに加え、ここ数年は「昆布だししょうゆ」「うすくちしょうゆ」「削りたて鰹節香るしょうゆ」など、料理に応じて味の種類を増やしている。
日刊工業新聞 2017年2月9日