神奈川県職員100人、スマホ音声で心の状態をチェック!
日立システムズなどが実証へ
日立システムズはPST(横浜市中区、大塚寛社長)と協業して、スマートフォンやタブレット端末に表示される言葉を読み上げるだけで、心の状態をチェックできる「音声こころ分析サービス」を開発した。2月27日―3月24日に神奈川県職員100人を対象に実証実験を行って、6月に発売する。価格は1人につき500円(消費税抜き)。クラウドを使うため、このほか月250円(同)がかかる。
同サービスはPSTが開発した音声分析技術「ミモシス」を利用する。声帯の変化を分析して心の健康を「見える化」する技術で、東京大学大学院医学系研究科の徳野慎一特任准教授によって医学的に検証されている。スマホなどに1回20秒程度の言葉を発声すると、発話時の心の元気さを示す「元気圧」と、長期的な心の傾向を示す「活量値」をスマホに表示する。
神奈川県は職員の健康管理を計画的に進めており、職員100人に実証実験する。職員へアンケートを通じてサービスの使い勝手や数値の変化などを取りまとめる予定。
同サービスはPSTが開発した音声分析技術「ミモシス」を利用する。声帯の変化を分析して心の健康を「見える化」する技術で、東京大学大学院医学系研究科の徳野慎一特任准教授によって医学的に検証されている。スマホなどに1回20秒程度の言葉を発声すると、発話時の心の元気さを示す「元気圧」と、長期的な心の傾向を示す「活量値」をスマホに表示する。
神奈川県は職員の健康管理を計画的に進めており、職員100人に実証実験する。職員へアンケートを通じてサービスの使い勝手や数値の変化などを取りまとめる予定。
日刊工業新聞2017年2月7日