ソフトバンクグループ会社、新卒でいきなり管理職手前スタートも
情報セキュリティーなどを対象に“飛び級”採用、給与35%増し
ソフトバンク・テクノロジーは優秀な実績を持つ新卒採用者を対象に、入社直後に管理職手前の階級に配置する制度を導入する。初任給は通常の大学新卒比で最大35%増となる。情報セキュリティー技術を競う大会の入賞者らを想定し、高い階級を付与して早期の活躍を促す。2018年の採用から適用し、年間で最大30人程度を採用する予定。IT業界は人材不足が深刻化している。売り手市場の採用環境の中で、優秀な人材をひき付ける訴求力にする。
新制度は「グレードスキップ制度」。競技会の入賞や起業、民間非営利団体(NPO)の立ち上げなどの経験を持つ新卒者を募集する。高等専門学校卒業以上の学歴を持つ28歳未満の学生で、就業経験がないことが条件になる。
同社は13年4月に人事評価を、経験を中心とした評価から、役割に対する成果や実績を中心とした評価に改めた。評価時期も年1回から2回に増やし、優秀な人材は昇進しやすい環境を整えた。社員が挑戦し、成長しやすい仕組みに変え、企業の成長につなげる。同様の考え方を新卒採用にも反映させる。
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新制度は「グレードスキップ制度」。競技会の入賞や起業、民間非営利団体(NPO)の立ち上げなどの経験を持つ新卒者を募集する。高等専門学校卒業以上の学歴を持つ28歳未満の学生で、就業経験がないことが条件になる。
同社は13年4月に人事評価を、経験を中心とした評価から、役割に対する成果や実績を中心とした評価に改めた。評価時期も年1回から2回に増やし、優秀な人材は昇進しやすい環境を整えた。社員が挑戦し、成長しやすい仕組みに変え、企業の成長につなげる。同様の考え方を新卒採用にも反映させる。
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日刊工業新聞2017年2月8日