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女性でも意外と気にする「口臭」

働く女性の9割が「女性らしさ」必要
 モンデリーズ・ジャパン(東京都品川区、辺丙三〈ほとり・へいぞう〉社長)がまとめた働く女性の意識調査によると、回答した第一線で活躍する女性の約9割が、仕事をする上で“女性らしさ”が「必要」とした。女性らしさで気遣う事は1位が「身だしなみ」、2位が「言葉遣い」。他人に対し不快に思う事は1位が「言葉遣い」、2位が「口臭」だった。

 忙しいときの口臭対処法は1位が歯みがきの59・6%、2位がタブレットの44・7%、3位がガムの40・4%だった。「バリバリ働く女性の実態調査」の第2弾で、25―44歳の200人が回答した。

タニタがサイレント口臭チェッカー


 タニタ(東京都板橋区、谷田千里社長)は、計測時に通知音などが出ないサイレント設計のブレスチェッカー「EB―100=写真」を2月1日に発売する。周囲の目を気にせず、さりげなく口臭をチェックできる。価格はオープンだが、消費税抜きの実勢価格は1台5000円前後を想定する。身だしなみなどに気をつかう20―30代女性をターゲットに、年間5万台の販売を目指す。

 同社は口臭をエチケットとしてだけでなく、健康指標の一つとして口腔(こうくう)ケアの啓発に取り組む。ブレスチェッカーはエチケット習慣を提案する新ブランド「エチケットチェッカー」シリーズの第1弾。

 口臭は口腔内の硫化水素やメチルメルカプタンなどの揮発性硫黄化合物が原因とされる。同チェッカーに息を吹きかけるだけで、これらの原因成分をセンサーが感知し、赤、黄、緑の3色の発光ダイオード(LED)ランプが6段階で口臭の強弱を表示する。

 機器の起動や計測完了などの通知音は出ず、振動で知らせる。サイズは幅30ミリ×奥行き19ミリ×高さ120ミリメートル。重さは37グラム。かばんやポーチに入れて携帯しやすい縦長で、色はアイボリーとグレー。
               

日刊工業新聞2017年1月27日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
女性らしさというより社会人としてのエチケットですね。「らしさ」と言っても外見と内面で全然違う場合もありますから。

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