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「100年企業」がプロバスケのスポンサーに。「地元に恩返し」

東京・小金井のムラコシ精工、ホーム体育館に電子看板も設置
「100年企業」がプロバスケのスポンサーに。「地元に恩返し」

20日にホームアリーナの小豆沢体育館で開かれた今年の初試合で、ムラコシ精工の電子看板がお披露目(写真奥)

 プロバスケットボールチームを応援して地元に恩返し―。ムラコシ精工(東京都小金井市、村越雄介社長、042・384・0330)は、東京都を拠点にするチーム「東京エクセレンス」のスポンサーになった。ムラコシ精工は2018年に創業100周年を迎える。村越社長は「地域に根づいた事業展開をしてきた。地域を盛り上げる手助けになれば」と思いを語る。

 ホームアリーナの板橋区立小豆沢体育館(同板橋区)で開かれた2017年の初試合で、ムラコシ精工のデジタルサイネージ(電子看板)がお披露目され、100周年などをアピールした。村越社長は「電子看板のため、時々で広告内容を変えられる」と利点を強調する。

 東京エクセレンスの向井昇ゼネラルマネージャーは「『スポーツを文明から文化に』との活動理念に共感していただいた。これからも地域活性化のためのファンサービスを充実させていく」と意気込む。試合はサイバーダイン茨城ロボッツ(水戸市)に78対73で勝利した。
日刊工業新聞 2017年1月26日
斉藤陽一
斉藤陽一 Saito Yoichi 編集局第一産業部 デスク
 ムラコシ精工さんは自動車用ブレーキ部品や住宅内装用金具が主力。2016年3月1日に就任した4代目の村越雄介社長のもと、間近に迫った創業100周年はもちろん、200周年を見すえた取り組みが加速しそうです。

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