宇宙旅行用ドレス開発。“宇宙酔い”も光ってわかる!
女子美大と電通大が山崎飛行士と開発
女子美術大学は宇宙飛行士の山崎直子客員教授の協力を得て、電気通信大学の野嶋琢也准教授らと共同で、20―30年後にも実現が見込まれる「宇宙旅行」向け女性服(スペース・クローズ)を試作した。無重力下での動きを妨げないゆったりとしたパンツ型ドレス。“宇宙酔い”による体調変化を衣服の飾りを動かして可視化できる。
無重力下では上半身を使って空中を泳ぐように移動する。そのため上は動きを妨げない絞った形にし、下はゆったりとしたデザインとした。山崎宇宙飛行士の経験を活用した。
体にセンサーを装着して心拍や発汗量などを測定し宇宙酔いの兆候をとらえることを想定。体調変化を、襟や袖に付けた羽のような飾りを動かすほか、布に縫い込んだ発光ダイオード(LED)内蔵の光ファイバーの光で表現する。現時点では商品化の予定はない。
さらに、紫外線を感知する素材を布地に使うことも予定。紫外線が多く降り注ぐ宇宙において、その吸収量などを、服の模様の変化によって可視化できるとみる。無重力空間で姿勢を保持する機能なども今後、盛り込む。
無重力下では上半身を使って空中を泳ぐように移動する。そのため上は動きを妨げない絞った形にし、下はゆったりとしたデザインとした。山崎宇宙飛行士の経験を活用した。
体にセンサーを装着して心拍や発汗量などを測定し宇宙酔いの兆候をとらえることを想定。体調変化を、襟や袖に付けた羽のような飾りを動かすほか、布に縫い込んだ発光ダイオード(LED)内蔵の光ファイバーの光で表現する。現時点では商品化の予定はない。
さらに、紫外線を感知する素材を布地に使うことも予定。紫外線が多く降り注ぐ宇宙において、その吸収量などを、服の模様の変化によって可視化できるとみる。無重力空間で姿勢を保持する機能なども今後、盛り込む。
日刊工業新聞2017年1月25日