声出すだけで簡単に。電気刺激でビブラート発生

  • 0
  • 0
 歌のうまい人は、伸ばした声を上下に振動する「ビブラート」が上手なことも多い。しかし、ビブラートのかけ方を他人に教えるのはプロでも難しい。声帯の力の入れ具合や発声量で波が変化する。それならば直接電気で刺激してしまえと、筋電気刺激(EMS)で声帯を振るわせ、ビブラートを強制的に発生させた。

 のどとおなかに電極を貼り、曲に合わせ筋肉を伸縮させる。装着者はただ声を出しているだけでビブラートがかかる。東京大学大学院の伏見遼平さんは、「カラオケ店に置けば誰でも本格的なビブラートを体験できる」と話す。

 EMSなら波や強さは自在だ。声の高さと波の心地よい組み合わせを選べば、従来は表現できない声も出せる。ただ、歌い手にとってEMSは福音か反則か、難しいところだ。(随時掲載)

日刊工業新聞2017年1月24日

COMMENT

昆梓紗
デジタルメディア局DX編集部
記者

管楽器奏者では楽器を揺らしてビブラートをかける方法があり、似ているなあと思いました。 電気刺激にびっくりして声が裏返りそうな気がしますが。

キーワード
ビブラート 伏見遼平

関連する記事はこちら

特集

このサイトでは、アクセス状況の把握や広告配信などのためにクッキー(Cookie)を使用しています。オプトアウトを含むクッキーの設定や使用の詳細についてはプライバシーポリシーページをご覧ください。

閉じる