IoT活用でプロの味を家庭で再現!コーヒーは焙煎から…
パナソニック 調理方法や食材、専用機器をセットで提供
プロの味を家庭で再現―。パナソニックは19日、IoT(モノのインターネット)技術と調理家電を活用し家庭で専門的な料理や飲み物を作れるサービスを4月から開始すると発表した。調理方法や食材、専用機器をセットで提供する。家庭内でプロの味に近づけるため、家電の開発以外に食材や調理方法までこだわった。
第1弾として本格焙煎(ばいせん)が楽しめるコーヒーサービス「The Roast」を展開する。家庭用コーヒー焙煎機と生豆をセットで販売する。消費税抜きの価格は焙煎機が10万円、生豆は年契約で月3800円から。契約件数は月間約100件を見込む。年間の売上高は1億―2億円を想定している。
焙煎機は英国ベンチャーのIKAWAと技術提携し開発。スマートフォンやタブレット端末の専用アプリケーション(応用ソフト)を通じ、クラウドから焙煎の調理・保存データを読み込み、焙煎機へ転送し利用できる。
また、コーヒー輸入商社の石光商事が世界中の生産地から良質な生豆を定期的に頒布する。また焙煎の保存・調理方法は専門家が作成する。担当する焙煎世界チャンピオンの後藤直紀氏は「今までコーヒーを飲むことはできても、焙煎はできなかった。プロの味を家庭で表現できる日が来た」としている。
今後も「和食」などの分野で第2弾を計画している。それに伴って、食品メーカーや商社のほか、料理人などサービスパートナーを募集する。
第1弾として本格焙煎(ばいせん)が楽しめるコーヒーサービス「The Roast」を展開する。家庭用コーヒー焙煎機と生豆をセットで販売する。消費税抜きの価格は焙煎機が10万円、生豆は年契約で月3800円から。契約件数は月間約100件を見込む。年間の売上高は1億―2億円を想定している。
焙煎機は英国ベンチャーのIKAWAと技術提携し開発。スマートフォンやタブレット端末の専用アプリケーション(応用ソフト)を通じ、クラウドから焙煎の調理・保存データを読み込み、焙煎機へ転送し利用できる。
また、コーヒー輸入商社の石光商事が世界中の生産地から良質な生豆を定期的に頒布する。また焙煎の保存・調理方法は専門家が作成する。担当する焙煎世界チャンピオンの後藤直紀氏は「今までコーヒーを飲むことはできても、焙煎はできなかった。プロの味を家庭で表現できる日が来た」としている。
今後も「和食」などの分野で第2弾を計画している。それに伴って、食品メーカーや商社のほか、料理人などサービスパートナーを募集する。
日刊工業新聞2017年1月20日