アイリスオーヤマ、シャープなど電機各社の退職者雇用。新たな家電の雄に?
炊飯器で新製品発売
アイリスオーヤマ(仙台市青葉区、大山健太郎社長、022・221・3400)は18日、厚さ3ミリメートルの銅内釜を採用した5・5合サイズのIH炊飯器(写真)を2月1日に発売すると発表した。炊飯器市場で最も競争が激しい製品帯に、1万9800円(消費税抜き)の低価格製品を投入する。初年度に10万台の販売を目指す。
一方、炊飯器などを含む2016年12月期の家電事業は前期比21%増の485億円となり、同社単体売上高の約4割を占めた。同事業の17年12月期売上高は炊飯器、掃除機、空調機器のほか、新分野の製品を増やして同51%増の730億円を目標とする。
新製品を増やすため、シャープなど電機各社を退職した技術者などの雇用を一段と増やしていく。大阪市内にある家電開発拠点は、17年以降に100人体制とする計画だ。
一方、炊飯器などを含む2016年12月期の家電事業は前期比21%増の485億円となり、同社単体売上高の約4割を占めた。同事業の17年12月期売上高は炊飯器、掃除機、空調機器のほか、新分野の製品を増やして同51%増の730億円を目標とする。
新製品を増やすため、シャープなど電機各社を退職した技術者などの雇用を一段と増やしていく。大阪市内にある家電開発拠点は、17年以降に100人体制とする計画だ。
日刊工業新聞2017年1月19日