手書き文字や絵の「喜怒哀楽」がわかる!モバイル機器向けシステム開発
ワコムはタブレット端末などモバイル機器に手書き入力をした文字や絵から人間の「喜怒哀楽」の感情を抽出するシステムを開発した。デジタルペンやヘッドセットなどを組み合わせ、ユーザーの脳波データを記録する。教育分野やヘルスケア分野に向けてサービスとして訴求する。
文字や絵などのデジタルインクの筆致ごとに、ユーザーが書いた時の脳波データを取得。デジタルペンから読み取れるデータと合わせて記録や表示を行う。例えば、ラブレターを書いた時は喜びや楽しみの感情が高まっていることがグラフに表れる。絵を描いた時に筆者の心の状態も映し出すことも可能。
データを表示する時には脳波解析データを可視化するアプリケーション(応用ソフト)を利用する。米ニューロスカイが開発した脳波解析用アルゴリズム「エモーショナル・スペクトラム」を用いる。
筆圧や書き取りの速度による心理データも分析する。今後は脳のリラックス状態や集中力の度合いなどのデータ取得を目指す。
文字や絵などのデジタルインクの筆致ごとに、ユーザーが書いた時の脳波データを取得。デジタルペンから読み取れるデータと合わせて記録や表示を行う。例えば、ラブレターを書いた時は喜びや楽しみの感情が高まっていることがグラフに表れる。絵を描いた時に筆者の心の状態も映し出すことも可能。
データを表示する時には脳波解析データを可視化するアプリケーション(応用ソフト)を利用する。米ニューロスカイが開発した脳波解析用アルゴリズム「エモーショナル・スペクトラム」を用いる。
筆圧や書き取りの速度による心理データも分析する。今後は脳のリラックス状態や集中力の度合いなどのデータ取得を目指す。
日刊工業新聞2017年1月18日