リコーが間伐材を空調・給湯に活用。未利用資源を地産地消
リコーはリコー環境事業開発センター(静岡県御殿場市)で、未利用の木質バイオマス資源を活用する設備の運用を開始した。近隣の山林で伐採した間伐材をボイラで燃やし、センター内の空調や給湯の一部に使う。
森林整備から木質チップ化まで山主や森林組合、林業を営む業者、御殿場総合サービス(同)が担う地域連携が特徴。未利用資源を地産地消するモデルをパッケージ化し、御殿場市内や他の地域での展開を目指す。
未利用材は山林に放置されることもあるが、活用することで森林保全や地域活性化、低炭素化につながる。含水率50%の木材も燃やせるボイラで年400―500トンの木材を燃焼させる。従来の灯油のボイラのみに比べ、二酸化炭素(CO2)排出量を年237トン、燃料コストを年470万円低減できる。
森林整備から木質チップ化まで山主や森林組合、林業を営む業者、御殿場総合サービス(同)が担う地域連携が特徴。未利用資源を地産地消するモデルをパッケージ化し、御殿場市内や他の地域での展開を目指す。
未利用材は山林に放置されることもあるが、活用することで森林保全や地域活性化、低炭素化につながる。含水率50%の木材も燃やせるボイラで年400―500トンの木材を燃焼させる。従来の灯油のボイラのみに比べ、二酸化炭素(CO2)排出量を年237トン、燃料コストを年470万円低減できる。
日刊工業新聞2016年12月14日