高価格帯で競争激化なオーラルケア業界。ライオンが次に狙うのは子ども!
ライオンは歯や口中を清潔にするオーラルケア製品で、子ども用を強化する。0―12歳児向けの歯ブラシ、歯磨きなどを刷新して2017年2月に発売する。子どもを持つ親の予防歯科意識の高まりを背景に、清掃性や安全性といった機能を訴求し市場を深耕する。
刷新するのは子ども用のオーラルケアブランド「クリニカキッズ=写真」。12アイテムを17年2月15日に発売する。機能を年齢層別に設計したのが特徴で、0―2歳用の歯ブラシではハンドルが180度曲がる軟らかい素材を採用。子どもが歯磨き中に転倒する事故などにも対応し、口への負担を和らげる。消費税込みの価格は220円前後。サンプル配布なども行う。
オーラルケア市場は増加傾向が続くが、子ども向けは少子化などを背景に横ばいが続く。高齢化が進み健康意識が高まる中、各社は歯周病予防などを訴求した大人向け製品に活路を見い出し、次々と中高価格帯の新商品を投入。ライオンは、それだけに子ども向け製品は「各社、手を打っていない市場」と見る。競合メーカーが追随し、競争が激しくなりそうだ。
刷新するのは子ども用のオーラルケアブランド「クリニカキッズ=写真」。12アイテムを17年2月15日に発売する。機能を年齢層別に設計したのが特徴で、0―2歳用の歯ブラシではハンドルが180度曲がる軟らかい素材を採用。子どもが歯磨き中に転倒する事故などにも対応し、口への負担を和らげる。消費税込みの価格は220円前後。サンプル配布なども行う。
オーラルケア市場は増加傾向が続くが、子ども向けは少子化などを背景に横ばいが続く。高齢化が進み健康意識が高まる中、各社は歯周病予防などを訴求した大人向け製品に活路を見い出し、次々と中高価格帯の新商品を投入。ライオンは、それだけに子ども向け製品は「各社、手を打っていない市場」と見る。競合メーカーが追随し、競争が激しくなりそうだ。
日刊工業新聞2016年12月13日