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二人目の「あっちゃん」は許されない!AKB風あだ名を自動生成

二人目の「あっちゃん」は許されない!AKB風あだ名を自動生成

AKB48(©AKS)

 AKB48はあだ名も48通り―。二人目の「あっちゃん」は許されない。AKBは名前が似ていても同じあだ名を使えず「あーみん」や「あみにゃ」など、別のあだ名がつく。覚えやすさと個性を両立する高度な仕事だ。

 そこで新メンバー用に自動あだ名生成システムを開発した。立命館大学の西原陽子准教授らはAKB48や乃木坂46など298人の愛称を解析、48通りのあだ名パターンへと収束することを見つけた。

 この命名則でAKB風のあだ名をつけるシステムを開発。西原准教授は「街コンで自分が自分にあだ名を付けるのは気恥ずかしい。機械につけてもらえば割り切れ、かわいければテンションも上がる」という。これからの忘年会シーズンにもうってつけだ。
日刊工業新聞2016年12月8日
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
西原先生たちはナイーブベイズという技術であだ名を生成しました。ただ「研究者はナイーブベイズと聞いてもフツー。48通りの方がインパクトがある」(西原先生)そうです。ただナイーブベイズ方式によって、あだ名に好印象を持つ人が52%から96%に増えました。ホントにフツーなのかと思ってしまいます。今後は性格やキャラクターとひも付けて行きたいそうです。デジタルアカウントやニックネームを推薦してくれればありがたいです。 (日刊工業新聞科学技術部・小寺貴之)

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