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タングステン素材の高級印鑑材料

パナソニックがOEM供給。冶金事業拡大へ
 パナソニックは、蛍光灯などで培った冶金技術を応用し、タングステン素材を用いた高級印鑑材料の販売と、同素材を用いた耐切創手袋のOEM(相手先ブランド)供給を始めた。タングステンは強度、硬度、耐熱性などで他金属と比べ優れている。培った冶金技術や、タングステンを髪の毛の約5分の1の太さにまで細線化する極細線化技術を応用した。同素材は自動車や産業機械などの部材としても提案中だ。

 タングステン耐切創手袋は、欧州の耐切創性能基準で最高位のレベル5を獲得。他素材の同手袋と比べ薄手で作業性に優れ、現場やDIY作業など幅広い用途を見込む。価格は供給先で異なるが、3000―4000円前後になるもよう。印材は耐久性、耐火性に加え、希少性も特徴となる。
日刊工業新聞2016年12月2日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
2018年度に新規事業の冶金事業で、100億円を狙うようです。

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