孫に手を引かれる感覚!?対話型の歩行支援ロボット
パナソニックと名大が開発。ハンドル荷重データを分析し行動を選択
パナソニックと名古屋大学は共同で屋内型歩行支援ロボットを試作した。歩行能力が衰えてきた高齢者のつえ代わりとして安全・安心な移動をサポートする。「孫に手を引かれる」をコンセプトに、コミュニケーションロボ機能などの融合も視野に入れる。フィールドテストを行いながら開発を進め、2018年度にも実用化を目指す。
速度や方向、リズムといった利用者の歩行意図に応じて、常に支えとなるようにロボット本体を制御する。ハンドル荷重の変位を解析して、一定の反力を与え続けられるアルゴリズムを搭載した。今後さらに安全性を高めるため、障害物など危険を検知する各種センサーの採用も進める。
歩行時のハンドル荷重データを分析することで、利用者の走行パターンや走行バランスの数値化が可能。歩行能力可視化用の専用アプリも開発した。高齢者施設などで活用すれば、入居者の歩行能力を把握でき、身体の状態に応じた行動が選択できるようになる。
速度や方向、リズムといった利用者の歩行意図に応じて、常に支えとなるようにロボット本体を制御する。ハンドル荷重の変位を解析して、一定の反力を与え続けられるアルゴリズムを搭載した。今後さらに安全性を高めるため、障害物など危険を検知する各種センサーの採用も進める。
歩行時のハンドル荷重データを分析することで、利用者の走行パターンや走行バランスの数値化が可能。歩行能力可視化用の専用アプリも開発した。高齢者施設などで活用すれば、入居者の歩行能力を把握でき、身体の状態に応じた行動が選択できるようになる。
日刊工業新聞2016年11月23日