被災者救った「ストッキング」って?4000足寄贈で健康医療アワード受賞
テルモの弾性ストッキング
テルモの弾性ストッキング(ひざ下タイプ)が日本健康医療学会主催の「健康医療アワード2016」を受賞した。4月に発生した熊本地震で、被災地に同製品など4000足を寄贈したことなどが評価された。
弾性ストッキングは下肢静脈の還流促進を目的に使用するストッキング。足首部の圧力が最も大きく、心臓に向かって徐々に圧力を弱めていく設計を施している。地震発生時には長い避難生活で長時間の座位や運動不足で血液循環が阻害され、「エコノミークラス症候群」などが心配されるため被災地に同製品を提供してきた。
同賞は健康医療に役立つ製品を開発、生産、販売する会社と製品を表彰する賞。今回が4回目で約3000品目の中から選ばれた。
弾性ストッキングは下肢静脈の還流促進を目的に使用するストッキング。足首部の圧力が最も大きく、心臓に向かって徐々に圧力を弱めていく設計を施している。地震発生時には長い避難生活で長時間の座位や運動不足で血液循環が阻害され、「エコノミークラス症候群」などが心配されるため被災地に同製品を提供してきた。
同賞は健康医療に役立つ製品を開発、生産、販売する会社と製品を表彰する賞。今回が4回目で約3000品目の中から選ばれた。
日刊工業新聞2016年11月1日