鍼灸師が「空飛ぶワラジ」を開発。外反母趾や浮足を補整します!

武蔵野商工会議所と二人三脚で製品化、来年に発売へ

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開発した「空飛ぶワラジ」
 鍼灸(しんきゅう)師がモノづくりに挑戦―。鍼灸や整体を手がけるフラワー治療院(東京都武蔵野市、宮田顕彰代表、)は、外反母趾(ぼし)や足の指が反ってしまう浮足を補整する健康グッズ「空飛ぶワラジ」を開発した。足裏に装着するだけで、正しい歩き方をサポートする。現在一部を改良中で、2017年1月の製品化を目指す。

 空飛ぶワラジは足裏と足の甲、側面、かかと部をベルトで押さえる仕組み。鼻緒から伸びる二つのベルトが足幅の広がりを抑え、足の形を正常な状態に近づける。甲のベルトが地面を蹴る上で重要なリスフラン関節を支え、足指を正しく使う歩き方に補整する。

 鼻緒下部には足の親指と人さし指を自然に開かせるポリウレタン製のセパレーターを配置し、装着時の痛みを軽減した。ソールの厚さは約2ミリメートル。靴下の上から装着可能で、そのまま靴を履ける。現在、鼻緒とセパレーターを一体化した構造や人工皮革の甲のベルト部をゴム素材にするなどの改良をしている。

 同製品を開発したのは鍼灸師の資格を持つ宮田代表。15年4月ごろに患者から相談を受けて開発に着手した。宮田代表は「わらじを履いていた昔は、現代のような足のトラブルはなかったと言われている。わらじを補整に応用することを思いついた」という。

 初の製品開発であり、16年3月から武蔵野商工会議所と製品設計や生産委託先、販路の開拓などに二人三脚で取り組んだ。「会議所との出会いがなければアイデアのまま終わっていた」と話す。

日刊工業新聞2016年10月27日

COMMENT

明豊
執行役員デジタルメディア事業担当 DX統括

外反母趾ではないが、これ、ぜひ履いてみたい。鍼灸師だからこそ作れる製品をこれからも継続的に出してほしい。

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