短時間や朝方勤務に保存有給休暇も!働く環境づくりにどん欲な企業は?
天馬、優秀な人材の確保を狙って次々導入
総合プラスチック製品メーカーの天馬が、従業員が消化できなかった有給休暇を無期限に保存できる「保存有給休暇制度」「短時間勤務制度の拡充」「朝型勤務制度」など次々と新しい制度を導入している。生活のサポートや長時間労働の抑制、女性が働きやすい環境づくりなどを通じ、優秀な人材を確保するのが狙いだ。今後は従業員貸付金制度の条件緩和など、さらなる改善に取り組む。
保存有給休暇制度は、繰り越しても消化できなかった有給休暇のうち、年5日を上限に最大40日まで保存することができる制度。出産や育児、介護のほか病気やけがの場合に、有給休暇がなく欠勤になる場合に限り使用でき、生活の不安に備えられる。
短時間勤務制度の拡充では、1日8時間の勤務時間を6時間まで短縮できるようにした。小学校就学前の子どもを持つという条件を、小学校就学中にまで広げた。
朝型勤務制度では、夜の勤務時間を原則20時までとし、残業を制限する代わり朝6時45分から最大2時間の時間外勤務を認めるほか、朝食代の支給や昼休みの時間を延長する。
東京都北区の本社を対象に7―9月の間、試験的に導入する。長時間労働の抑制や労務コストの削減に効果があれば、全社に広げる計画。
保存有給休暇制度は、繰り越しても消化できなかった有給休暇のうち、年5日を上限に最大40日まで保存することができる制度。出産や育児、介護のほか病気やけがの場合に、有給休暇がなく欠勤になる場合に限り使用でき、生活の不安に備えられる。
短時間勤務制度の拡充では、1日8時間の勤務時間を6時間まで短縮できるようにした。小学校就学前の子どもを持つという条件を、小学校就学中にまで広げた。
朝型勤務制度では、夜の勤務時間を原則20時までとし、残業を制限する代わり朝6時45分から最大2時間の時間外勤務を認めるほか、朝食代の支給や昼休みの時間を延長する。
東京都北区の本社を対象に7―9月の間、試験的に導入する。長時間労働の抑制や労務コストの削減に効果があれば、全社に広げる計画。
日刊工業新聞2016年9月20日