JR東日本、「品川新駅」のデザイン決定
大屋根に折り紙モチーフ
JR東日本は2020年に暫定開業する予定の山手線品川新駅について、デザインなど概要を決定したと発表した。駅舎は地上3階、地下1階の構造で、建築家の隈研吾氏がデザイン。日本の伝統的な折り紙をモチーフとした大屋根を中心に、2階のコンコースから約1000平方メートルの吹き抜けを設けるなど、開放的な空間にする。東西に駅から街を見下ろせるガラス面を設け、駅と街の一体化を目指す。
JR東日本は品川車両基地の設備などを見直して約13ヘクタールの用地を創出し、その中心に新駅を開業する。20年の駅の営業開始に次いで、24年に駅前広場の開設など街開きを予定しており、冨田哲郎社長は「街全体のシンボルとなるような駅を作っていきたい」とした。改札内には約300平方メートルのイベントスペースを作り、駅と街が連携したイベントを開催するなど、新駅を通じて新しい街の魅力を発信していく。
JR東日本は品川車両基地の設備などを見直して約13ヘクタールの用地を創出し、その中心に新駅を開業する。20年の駅の営業開始に次いで、24年に駅前広場の開設など街開きを予定しており、冨田哲郎社長は「街全体のシンボルとなるような駅を作っていきたい」とした。改札内には約300平方メートルのイベントスペースを作り、駅と街が連携したイベントを開催するなど、新駅を通じて新しい街の魅力を発信していく。
日刊工業新聞2016年9月7日